研究会

リスク研究会

はじめに

 21世紀はリスク社会である。リスク社会とは危険な社会という意味ではなく、リスクを受容し、安全で安心できる社会である。この社会の実現に向けて工学・技術分野も構築していくことが求められる。
 地球環境、省資源・省エネルギーやコスト低減など、技術開発分野で高効率が求められている。一方、多くの機器構造物で老朽化も進んでおり、しかも建設当初に予定されていない使い方もされている。このため、機器・プラント・構造物、そしてそれを支える材料は苛酷な条件で使用されており、安全確保のためにより一層の安全技術の開発が必要とされている。このような状況を踏まえ、今後のリスクを受容する工学・技術の構築に対して、材料の面から応えることを目的に、平成12年度に日本材料学会関東支部の活動としてリスク研究会が設置された。この研究会活動は、平成13年度から開始した「材料リスク情報プラットフォーム開発研究」と連動して進められ、さらに、プロジェクト研究が終了した後も重要な活動になるとの認識から平成17年度からはプロジェクト研究から切り離され、独自の活動を進めている。

◆活動のご案内◆

「リスクベース工学の基礎」出版のお知らせ

リスク研究会の有志によって、リスクベース工学に関する書籍がまとまり、出版されました。研究会では、ものづくりを目指す工学にリスクの考え方を導入することを目指して議論してきました。この活動を踏まえ、リスクベース工学という工学の新たな視点をまとめることができました。

書籍名 : リスクベース工学の基礎
編著者 : 小林英男
出版社 : (株)内田老鶴圃
定価 : 5600円+税

本書は、リスクベース工学の必要性、リスクベース工学を導入するための基礎的な知識、リスク評価の手法、機械構造物などの具体例を含めた適用の実際、法規制と規格を網羅している。

内容の詳細は(株)内田老鶴圃のホームページで見ることができます。

一般社団法人 未踏科学技術協会 リスク研究会問い合せ先◆

〒105-0003 東京都港区西新橋1-5-10 新橋アマノビル6階
TEL: 03-3503-4681 FAX: 03-3597-0535